Twilight of midnight

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いただきもの

詩枝良と明奈の日常 

相互リンクしていただいているネミエル(ねみ)さんのブログ、「Twilight of midnight」がめでたく五周年を迎えたそうである。

 うおーめでたいめでたい! ドンドンパフパフ~!

 こりゃー「エドさん」だけを書いているわけにもいかないぜ、ということで、ここにショートショートを書くことにした。

 ちなみにねみさんには借りがある。わたしはかつて、ねみさんが自信を持って出した万能超戦艦「ネメシエル」の別名である「陽天楼」を、まるで中華料理屋の名前みたいだ、と無礼なことをいった挙げ句、自分の小説に中華料理屋「陽天楼」を出してしまったのだ。

 これはいくらいたずらといっても、限度を超えている。

 というわけで、ごめんなさいの意味も込めてショートショートをUP。

 パラレルワールドの話である。

 楽しんでいただければ幸いである。

 それではどーん。



※ ※ ※ ※ ※



詩枝良と明奈の日常



「詩枝良、カレーパンできたわよ」

「今すぐに持っていくから、姉さん!」

 詩枝良は姉の明奈から、まだほかほかと湯気を立てているカレーパンの盆を受け取ると、パンの棚のうち、窓際の特等席に並べた。

 店内には、「パン一個どれでも百円」の文字が書かれた札がある。どれにも味は自信があるし、採算が取れるような値段設定はしてあるが、できれば値幅が大きいパンがよく売れてくれるといいなあ、と思う詩枝良であった。

 時計を見る。もう朝七時だ。開店の時間だ。

 詩枝良は扉に「OPEN」の札をかけると、扉のかんぬきを開けた……と同時に、わっとばかりに人が入ってきた。朝飯に、腹に何かを入れたいサラリーマン、昼食をさらに仕入れようと企む高校生、中学生がちらほら見えるのは運動部員だろうか、眠りが浅くて朝が早い老人クラブの面々も見える。みんなお得意様だった。

「はい、押さない、押さない! クリームパンとアンドーナツね! えーとあなたはミートパイにジャムパン? 一列、一列! ピロシキは明奈が揚げているから、あと三十秒待って! 冷蔵庫のサンドイッチは悩まずに買うのがマナーよ! どれでも一個百円、消費税込み! こらそこ、パンを取るときにはトングを使いなさいってば!」

 この街に古くからあるパン屋、「ファミリーベーカリー ベルカ」は戦場のような忙しさになっていた。

 一時間とたたぬうちにパン棚からパンは一掃されてしまい、詩枝良はふう、と吐息を漏らした。

「お疲れ。詩枝良も食べるでしょ?」

 明奈が、油で揚げたパンの耳に、砂糖を振ったものを持ってきた。

「カロリーオーバーだけど、おいしいものはおいしいから、たっぷり食べて力をつけなきゃね」

 詩枝良は、扉の札を「売り切れのため準備中」に架け替えると、冷蔵庫から牛乳の瓶をひと瓶取り、飲んだ。

「ねえ……」

 詩枝良は、椅子に座って、ぽりぽりとパンの耳をかじった。

「ボクたち、こんな幸せで、いいのかな? パン屋は繁盛しているし、お客さんは喜んでボクたちのパンを食べてくれるし、なんか、まるで、夢みたいで……」

「ほんとうのわたしたちは、もしかしたら、戦場にいるのかもよ」

「あ、明奈、ボクが借りてきた『最終兵器彼女』のDVD見たんでしょ」

「バレたか。もしかしたら、そっちの世界では、あたしたちも、『最終兵器』なんて呼ばれてたりして」

「脇にかっこいい男の子がいたりしてねー。そして、そっちの世界では、明奈もボクも、料理がものすごく下手だったりしてさ」

 二人は、朗らかに笑った。

「でも、これからどうする? 人手が足りないから、バイトを雇わなくちゃ……」

「ポスターは貼ったけど、来るかしら。変な人が来ても、困るしね……」

 そのとき、どんどんどんどん、と扉を叩く音がした。

「ポスターを見たしゃくうううううう! 僕を雇うしゃくうううううう!」

 詩枝良は顔をしかめて扉を開けた。入ってきた闖入者を見て、姉妹は目を見交わした。

「姉さん?」

「うん」

 なにか光線のようなものがひらめき、じゅっ、という音とともに、闖入者の肉体は跡形も見せずに蒸発していた。

「バイト……変な人が来なければいいね」

「そうね」

 二人は遅い朝食に戻った。



※ ※ ※ ※ ※



 ええ、それではわたしは、荷物をまとめてしばらく留守にするつもりなのだが、早く飛行機の切符を手に入れなくては。

 あれ? 誰だろう、こんな夜更けに来客なんて……。









というわけでいただいてしまいました!
ポールさんありがとうございます。
所でポールさん。
ネメシエルの前につく敬称なのですが
そろそろ超空要塞戦艦って覚えてあげてくださいww
潜水は出来ないし、ワープも出来ません。
艦載機も艦載艇もありませんのです。
そんなナディアのノーチラス号みたいな敬称をつけた日には
ノーチラス号が可哀想でありますww

中華料理屋はもう全然OKです。
これからも出してあげてください。
アレはもうめっちゃ笑ったので。



ポールさん、本当にありがとうございました!
ありがたく頂戴いたしました!
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~ Comment ~


ポールさんへ

レルバル・・・。
喫茶店で(略)

命危ないですね。
シエラとメイナ(最終兵器の方)にだけは
やられないように注意してくださいまし。
#1760[2011/08/10 02:31]  ねみ  URL 

いや、中華料理屋はいいとして、

今回の短編では、「ベルカ」を「パン屋の名前」にしてしまいまして。

命の危険を感じて現在は身を隠しております(^^;)

次のターゲットはレルバルだな、などと思ってはおりません。おりませんとも(^^;)
#1739[2011/08/05 17:28]  ポール・ブリッツ  URL  [Edit]














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