Twilight of midnight

スポンサー広告

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
もくじ   3kaku_s_L.png   スポンサー広告
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村FC2 Blog Ranking
  ↑記事冒頭へ  
←我が家の・・・(閲覧注意・笑)    →怪盗な季節☆ 第八五話
*Edit TB(-) | CO(-) 

しゃくでば! (短編)

しゃくでば! 宇宙戦争

西暦第二期二千十二年。
地球はマンリキと呼ばれる生命体から攻撃を受けていた。

地球とマンリキの戦いを
最前線で繰り広げる地球防衛軍兵器――《戦艦アリアケ》が話の舞台である。





『敵部隊の接近を確認!総員第一種戦闘配置につけ!繰り返す……』

《戦艦アリアケ》にサイレンが鳴り響いた。

「状況知らせ!」

あわてて艦橋に上がってきた艦長に

「十時の方向から敵航空機接近!数は……五です!」

通信兵のシエラが叫んだ。

「敵との距離はどうですか?」

このアリアケ、蒼艦長は冷静にシエラに尋ねた。

「はっ……およそ二百宇宙キロ!」

「どう思います、波音副長?」

「そうですね……。
 こちらも艦載機で迎撃が妥当かと」

俺は敵の出方を見るべきだと艦長に伝えた。

「では、そうしましょう。
 メイナ戦闘長、艦載機の発艦準備をするように航空部隊に伝えてください」

「わかりました」

メイナは頷くと手元のマイクを口元に当てて全艦放送に切り替えた。

『航空部隊、出撃せよ。
 航空部長、美鶴、準備は出来てるな?』

      ・
    (格納庫内)
      ・

「もっちろんのろんしゃくよぉー。
 この赤いいのしし、美鶴様がいれば
 敵なんて簡単にうっちゃれちゃれるしゃくよぉ」

美鶴はくるくると回りながら服を脱いで
パイロットスーツに着替えた。

「美鶴、ちゃんと帰ってくるでっぱよ?
 俺が整備した機体なんだからでっぱ」

ぐっと指を立てて出刃整備担当部長はにかっと笑った。

「出刃先輩……!」

美鶴は出刃に抱きつくと

「必ず帰ってくるしゃくよ!!」

振り返らずに美鶴専用機――《ミツルンガーZ》に乗り込んだ。
赤く塗られた美鶴専用の戦闘機は地球防衛軍内でも評判がいい。
間違いなくエースである美鶴に操られる機体はまるで
生きているかのように自由自在な機動でマンリキの戦闘機を
次から次へと撃ち落してゆくからだ。
その姿はまさに圧巻。
逆にせいせいするほどの力。

「美鶴スタンバイOKしゃく!」

美鶴はヘルメットに付いたマイクに大声で吹き入れた。

『了解。
 軽くやってきてくれ』

メイナの声が機内を巡る。

「まっかしておくしゃく。
 この《アリアケ》は僕が守るしゃくよ!」

『期待しているぞ』

「MR1発進!」

美鶴の戦闘機を固定していた拘束具がはずれ
床が回り、宇宙空間へとつながるカタパルト通路が開いた。
美鶴は静かにエンジンのパワーを上げてゆき
機体を固定する最後の拘束具が外れると同時に
カタパルトの勢いを借りて時速五〇キロで二百メートルの通路を駆けた。

「機体の調子は万全しゃくねっ」

美鶴はふと上を見上げた。
邪悪な気配を感じたからだ。
そして見つけた。
黒いシミを。
Gを。

「しゃぁあああああああああああああ!?!?!?」

コックピット内にいるのだ。
Gが。
    
      ・
    (艦橋内)
      ・

「どうした!?」

俺はメイナに問ういていた。
美鶴の機体のスピードがぐんと上がったのだ。

「分かりません!
 一体何が……」

「姉さん、通信入れなよ」

「あっ」

パチ、とメイナが通信のスイッチを入れた。

『しゃぁあああああああああああああああ!?!?!?』

全員が耳を押さえた。

「こちら艦橋、美鶴どうした!?」

『しゃぁああああああああ!!!
 ああぁあああああああああああああああ!!!!』

日本語しゃべってNEEEEEEEEEE!!!

「おい、美鶴機どうしたんだ、おい!」

『は、波音しゃくかぁ!?
 た、助けてくれしゃくっ!
 Gがっ、Gがいるんしゃくよぉ!?』

「G……?
 重力のことか?
 カタパルトで発進するんだからそれは当然だろうに」

何を言っているのやら、と蒼艦長と顔を見合わせる。

『ご、ゴキしゃくよぉ!
 助けてくれしゃ』

ぶちんと通信が途絶えた。
美鶴の最後の通信で金属がはじけ飛ぶような音がしたが
あれは一体――。
その答えはすぐに伝えられた。

「美鶴機、カタパルトから外れました!」

シエラが悲鳴を上げた。
カタパルト固定具が外れたのだ。

「まずいっ!」

通路は一本線。
つまり、そこから外れたということは……。

「全員何かにつかまれ!」

俺は赤の対ショック体制のボタンを押した。
黄色のランプが回り短く三回、警報がなる。

『しゃぁあああああああああああああああああああああ』

嗚呼、なんてこった。
次の瞬間、《アリアケ》の前部から炎が噴出した。
甲板を吹き飛ばし、《アリアケ》は航行不能に陥るほどの
ダメージを受けたのだ。
敵は勝手に自爆したこっちに愛想をつかしてどこかに消えていった。
結果的に勝ったのだ!





その後、《アリアケ》では大掃除が行われた。
主なGの発見箇所は美鶴の個室。
食べ散らかされたパンなどが転がっていた。

「美鶴……」

俺は小さく呟くと星になった美鶴に思いをはせたのだった。

「自業自得だよなぁ……」

そして美鶴星にそう呟いた。





             続くかも~


「次こそは大丈夫しゃくよ」

『了解。
 期待している』

「発進しゃくっ!!」

ガギ。

「な、何しゃくかぁ!?」

『カタパルトの上に置石ならぬ置き缶だ!
 一体誰が……』

「そんなこといいゃくからカタパルトを止めてくれしゃぁあ!!!」

『全員何かにつかまれ!!』

その瞬間《アリアケ》の前部から(略

ちなみに官を置いたのは美鶴本人。
みなさんも、ポイ捨てにはご注意を。
関連記事
もくじ   3kaku_s_L.png   しゃくでば! (短編)
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村FC2 Blog Ranking
  ↑記事冒頭へ  
←我が家の・・・(閲覧注意・笑)    →怪盗な季節☆ 第八五話
*Edit TB(0) | CO(4)

~ Comment ~


吟さんへ

いやだよなw
#1586[2011/07/03 16:04]  ねみ  URL 

ポールさんへ

間違いなく気のせいです。
今速攻で考えたものなので。
#1585[2011/07/03 16:03]  名無しのごんべ  URL 

Gはいやだなあww

赤いいのししww
#1575[2011/07/02 19:46]  吟牙  URL 

どこかで読んだような……?(^^;)
#1574[2011/07/01 20:15]  ポール・ブリッツ  URL  [Edit]














管理者にだけ表示を許可する

~ Trackback ~


  ↑記事冒頭へ  
←我が家の・・・(閲覧注意・笑)    →怪盗な季節☆ 第八五話

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。