Twilight of midnight

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しゃくでば! (短編)

しゃくでば! まぁどこかの部分に使わせてもらいますよ。

「波音、波音!!
 一緒に帰るしゃくよ!!
 校門でまってるしゃくからね!!」

タッタッタッ……と駆け出して行ってしまった。

「は?
 え、おい、ちょ!?
 あ、あぁ……えぇ……?」

そう、このとき俺は思わなかった。
まさかあんなことが……。
そしてこの去っていく美鶴が俺が見た
最後の美鶴になるなんて……。
約二十秒後の姿がコレだ。

「しゃ……しゃ……」ピクピク

こんな短時間でリンチに数回あって
もう目も当てられないんだよ。

      ・
      ・
      ・

君は考えたことがあるだろうか?
どうして、うちのクラスは美鶴をいじめないのかと。
それはこのクラスがおりこうさんだからだ。
まぁ一部の女子は恐れているんだが。
しかし、他のクラス、または世間様はそう甘くはない。

「ったく、わけわかめなんだけどアイツ。
 何で一緒に帰ることになってんだよ、ハゲ」

しぶしぶ教室から出て校門に行く。
まぁ仕方ない。
コレも美鶴が主人公である限り俺の宿命なのだ。

「もうやだ。
 泣きたいわ、俺。
 そもそも俺の立ち居地に何で他のヤツが
 つかなかったんだっていう。
 シエラとかでもよかった気がしてならねぇんだが」

まぁこんなこと言っても代わる訳ないので。
玄関で靴を履いて校門にたどり着いた。

「げ、マジでいる。
 しかもあの鞄を両手でもってうつむく姿勢。
 昔の恋愛ゲームとかでよくあるシュチュというか
 持ち方?
 待ちかたじゃねーかオイ」

裏から帰ろうかな。
正直関りたくないんだよ。
と、肉を打つ音が。
バキッと。

「ん?
 何の音?」

「じゃぐぅっ!!
 ぼ、僕は何もしてないしゃくよぉっ!
 やめてしゃくぅっ!
 お願いしゃくっ!!」

美鶴が他のクラスの奴らにリンチにされていた。

「っせぇ!!
 てめぇの顔見るとむかつくんだよ!!」

うわ、あの顎ついにいじめられてるよ。
しかも小学生みたいな理由で。

「やめてほしけりゃ金だしな、金」

あ、そこは中学生っぽい。

「しゃくぅ……」

「あぁ?
 たった千円?
 ちょっとジャンプしてみろよ」

「こう……しゃく?」

チャリンチャリン。
あ、こいつおばかだ。

「まだ持ってるやないけー!!」

綺麗なあっぱーが美鶴にヒット!

「僕は人を待っているだけだったしゃくっ!!
 な、なんで攻撃してくるんしゃくかぁ!?」

「だから、てめぇの顔がむかつくんだよ!」

そして再開される攻撃。
人を待つ……か。
俺のことだよな。

「痛いしゃくぅっ!!
 やめてくれしゃくぅっ!!!」

「ははははは!!!
 おいマジでこいつ無抵抗だぜ!!!」

……っ!

「波音っ!
 早く来てくれしゃくぅぅっ!!」

その悲痛な叫び。
俺は耐え切れなかった。

「おいてめぇら」

俺は不良三人にガンをつけてしまったのである。
うわぁやっちまった。

「あぁ?
 なんだてめぇ?
 まさか波音とかやらはてめぇか?」

「いかにも」

だせぇ。
俺だせぇ。
いかにもってなに。
侍?
武士?

「しゃくっ!! 
 波音!!」

「すまんな、美鶴。
 なんか悪いことしちまったみたいで」

あぁ顎すりむけて……。
あぁ顎……。
顎……。

「てめぇもこいつの仲間なんだろ?
 許して欲しかったらほらジャンプしろよ」

「するか、モヒカンハゲ。
 ほらいいからかかって来い」

俺は鞄を投げ捨て戦闘態勢に入った。
敵は三人。
たいしたことはない。

「おらぁっ!!」

まず一人目。
相手が殴りかかってきた瞬間に体をかがめ避ける。
そしてすかさず下からの追撃。

「砕け散れクズ」

クリーンヒット!
一人目は大きくぶっ飛んで地面に大の字になって倒れた。

「てめぇっ!!」

二人目と三人目は同時に来るようだ。
ふふん、その程度で……。
ってうぉっ!?
棒持ってる!

「痛っ……!」

腕で右をガードしたものの左からの攻撃が
俺の頭に傷をつけていった。
ぬるりとした液体が目まで垂れ下がる。
――血かよ。

「ふん、ざまぁ見ろ」

俺はその言葉にイラっときた。
腕でガードした右側の不良にすかさず蹴りをぶち込む。
当然避けられるのは想定内。
すかさず油断した左側の鳩尾に一発叩き込んでやった。

「うぐっ……」

倒れた左側の頭を蹴り、脳震盪ざまぁ。
泡をふいた左側の棒を奪い取り右側を挑発する。

「来いよ」

「くそがぁっ!!」

叩き込まれた棒を左腕で弾く。
棘が刺さったがそんなものはどうでもいい。
開いた隙を狙い右腕の棒を思いっきり振り下ろした。
棒が相手の頭に当たり折れるほどの衝撃で。

「ぅ……ぁ……」

コレで全員か。
たいしたことなかったな。

「は、波音……」

「美鶴、ほら帰るぞ」

「で、でも波音……血が……」

「アロンアルファぬっときゃ治るだろ。
 ほら、帰るぞ。
 立てるか?」

俺は美鶴の肩を持ちながら校門から出た。

「すまんな、美鶴。
 助けるのが遅れちまった」

「だいじょうぶしゃくよ。
 それより波音の方が……」

「いいって。
 別に」

「……しゃふっ♪」

なんだよ笑うなよバカ美鶴。

「んだよ気持ち悪いな」

「これからも波音、友達でいてくれしゃくっ!」

「…………。
 ………………。
 ――――嫌」

「え……?
 しゃ…………」





しゃぁあああああああああああああああああああああッ!!





               つづくかも?

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